ここ5年をどう生きたいか

夏セメスターの前半が終わり、今は時間にも余裕が出てきて、いい天気の中、精神的にも落ち着いた毎日を過ごしている。


ここで、いくつか整理しておきたいところがある。



まずは進路の件から。
ここ一ヶ月ほど、進路の件で親と話合った結果、Simon Fraser UniversityのComputer Science Majorに向けて進む事を決めた。


今まで言っていたUBCのCombined Majorについては、経済的に厳しいのが一番の理由。



では、なぜ無限の選択肢の中からカナダの大学に進学する事に決め、勉強する事を選んだのか。


まず第一に、今ある勉強に対する高い気持ちと絶好の勉強環境を崩したくなかった。

後は、ここ2年間あまり勉強してきた事をこれからも続け、今ある好奇心を思うがままに膨らましたい。



なぜ、日本の大学ではないのか。



UBCやSFUレベルの日本の大学に入るためには、これから編入試験に向けて相当な時間を費やし、努力をしなければいけない。
なおかつ、今知る日本の大学に自分がこっちで勉強しているような事が引き続き出来るのかもわからない。



この決断は、無限の選択肢の中から選んだ答という事を意識し、責任を持ってこれかも考え続けていく。



また、この決断は自らの意志であって、誰かに指図された覚えはない。
今ある選択肢の中から、常にベストを選び、その決断に責任を持つ。



そしてこういった選択肢があることに本当に感謝します。
大学にいく選択肢、カナダに残る選択肢を与えてくれた両親に心から感謝します。



進路を考える上で一番大きなポイントとなったのが、「時間をどのように使いたいか」
ここで言う時間は日々の時間というよりも、年単位での意味。


これからの5年間をどんな風に過ごしたいかと考えた時、
「今は興味あることを学び続け、その環境を維持することに細心の注意を払い、
自分自身を差別化することにもっとも時間を費やしたい。」
という気持ちがあった。



だから、これからの選択肢の中でそれらをクリア出来るものを優先的に選び、またこれらを邪魔したり、時間を奪われるものには、積極的に削る事が大事。


今までのインプットの方法も見直そうと思う。


インプットの種類も差別化していく。
溢れるRSSリーダーに格納されているエントリーを読み漁るのではなく、ターゲットを絞り込み
好奇心の引く記事をじっくりと読み、考え抜くことに時間を当てようと思う。




時間というもっとも貴重なリソースをどのように使うか、
これからも戦略的に考えていきます。



このエントリーを書くにあたって参考にした記事と引用

  • 2008-06-29 - My Life Between Silicon Valley and Japan

d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080629

個人が生きていく上での戦略性というのは、「自分の時間の使い方に対してどれだけセンシティブか」「いま自分がここで使っている時間というのが正しいのかどうか」を問い続ける姿勢をもっていることだと思っています。

・・・

情報を得る力を、何のために使うかと言ったら、自分の時間を正しくつかうためです。

・・・

自己責任でものごとを選んでいかないといけないという時代に、みなさんは生きています。そのときに一番大事なのは、そういう時代であるという時代認識をきちんともっていることです。

  • 情報大洪水時代を生き抜くために大事な2つのこと - Casual Thoughts

d.hatena.ne.jp/ktdisk/20080703/1215040625

この情報大洪水時代において,
フォーカスすべきは「差別化」と「時間の使い方への徹底的なこだわり」の2点になるように思う。

・・・

無限の情報に対して、誰に対しても24時間と等しく有限な時間をどのように配分するか、この能力が情報大洪水時代における差別化の源泉になる

・・・

「時間の使い方」へのこだわりを徹底的に追求するという不断の努力を重ねて、磨きをかけてい