Dialogueで何をし、何を学んだか

Semester in Dialogueが終わり、2週間ほどが経った。果たしてDialogueとはなんだったのか、そこで俺はなにをして、何を学んだのか。


Dialogueとは
Dialogueとは、あるトピックに対して各個人が自らの考え、経験やアイデアをその場を共有する者とシェアし、グループの中で独自の価値観を創りだすもの。
2ヶ月に及ぶコースでは毎回ゲストが呼ばれ、彼ら彼女が活動するトピックや問題について各自が意見や考えを話し、ディスカッションをする。

このDialogue Semesterに参加した生徒はSFU, UBC, Emily CarrからGeography, Communications, Computing Science, English and International Studiesといった様々なバックグラウンドから集まった19人。
各生徒のBioはこちら:http://www.sfu.ca/dialog//undergrad/students.html

コースブログ、WildingVancouverも御覧ください。


何を学んだのか
今回のコーストピックはWilding Vancouver。Wilding Vancouverって何?と言われると未だに答えに困るけど、自分としてはバンクーバーという街を舞台に人、自然や動物が生活していて、色んな角度からこの街を見てみると何が見えるかを探検したような体験だった。アーティスト、農家、市議委員、Vancouver Park Board, 詩人、からコミュニティで活動するNPOまで様々なバンクーバーの活動家と話し、その人達が見るバンクーバーの目線からDialogueをした。

グループプロジェクトではバンクーバー市街にある公園の中から4つを選び、それらの公園を利用する人の活動を観察し、Vancouver Park Boardにリポートを行ったり、Car Free Day Vancouver催し物をしたりした
個人プロジェクトとしては、SFUのComputing Science DepartmentにCity of VancouverにあるOpen Dataをクラスで使うことを促すレターを書いた。
Naoya.blog: Open Letter to Dr. Martin Ester - The Director of Computing Science Department at SFU

英文ブログの方ではセメスター中に感じたことを更新してあるので、宜しければそちらもどうぞ
Naoya.blog: Dialogue



今回のセメスターを通じて感じたこと、学んだこと。

外に出ることの価値
公園を見て回ったり、農場に行ったり、市役所や普段立ち寄らない近所に行ったり、とにかく外に出て歩きまわり、出会う人達と話す機会に恵まれた。そこでは普段学校では会えない人に出会い、普段友達とは交わさない会話をし、聴き、経験した。

学ぶことは無限にあるなと再確認出来る機会だった。外に出るだけ学ぶことがあり、新たな出会いがあるだけ面白さが見えてくる。

自分の英語力に対して改めて考えさせられる場面も多々あった。自分としては十分コミュニケーション取れる英語力を持っていると自負しているんだけど、やっぱ未だ意見をまとめ、ポイントを抑えピッチをするといった力が欠けている。パブリックスピーキングは常に鍛えておかなければならないスキルである。書く力もそう。何事も同じで常に書き続けないと衰える。英文を書く力はここ6年間で培った最も価値あるスキルの一つ。この自信と腕を落とさないただ一つの方法は書き続けること。その重要性を改めて学んだ。

興味ある分野で活動する人達と常にネットワークし、活動を共にすることによってステップアップする。とにかく顔出すこと。自分が存在するよ、俺はこんなことに興味あるよと、歩きまわる。そうすると周りに自分が関わりたいような人や団体があわられてくるもん。

常に足を動かし外へゆき、手を動かし作る。このサイクルを繰り返すことが大事である。

Deep Listening. 物事をよく観察し、話しをよく聴く。Dialogueで必要なスキルは、喋ることではなく聴く力。


今は学校が終わり、休憩絡みにロッキーにいったりとゆっくり過ごしている。
次回は今後の進路について書きたい。