北京五輪成功を願う中国人のクラスメイト

最近アウトプットしてなかったので、ブログ更新しよっと♪


北京五輪にちなんで一言
この前開会式があり、なにかと話題の多い中国でいよいよ五輪がスタートした。

始まる前は、チベット問題やテロ、聖火の妨害、大気汚染まで様々な問題があり、ひやひやしていた。
日本のメディアを観察していても、なにかネガティブなイメージが中国に対してあるのが、強く見えた。

中国を取り上げる番組の編集の仕方、音声やキャストの声のトーンも、なにか自分にはネガティブなイメージを形作っているように見えた。
餃子問題や中反日運動など、明るいニュースが多いわけでもないけど、敏感な国民感情をメディアは仰ぐようなことをしてはならない。


メディアの力はとてつもなく大きく、その力を利用して世論に大きな影響を与える事だって出来る。
中国の問題にしても、取り上げ方ひとつでイメージを大きく変えることが出来る。
必要以上にネガティブなイメージを押し付けたり、不安な気持ちにさせることだって可能だ。

世間を騒がす問題を大々的に取り上げ、社会を混乱させるようなメディアの使い方はあってはならない。
秋葉原通り魔から始まった類似事件でも、メディアの必要以上な取り上げが話を大きくしているとも思う。

でもテレビ局としては事件や問題を問り上げ視聴率を上げることで宣伝が売れ、ビジネスが成り立っている。
かといって、秋葉原の被疑者がトヨタ自動車の子会社に勤めていた事は、広告主でありテレビ局の顧客であるトヨタとの関係を保持するために取り上げずらいといった現状も見え隠れする。



メディアの影響力の大きさを改めて感じるとともに、その力を握るメディア各社には大きな責任感を持ち、自らの手で世論に影響を与える事が出来るということを自覚してほしい。




僕のクラスメイトの中国人は、目を光らせ、「五輪が母国で開かれると思うと、最近愛国心が芽生えちゃって!」とか笑いながら五輪を楽しみにしてた。
メディアを通してみる愛国心溢れる中国人とはまた違った、愛国心を見ることが出来た。



日本のメディアを通してみる世界は、日本人の目に映る世界が取り上げられ、日本人の思う世界に編集され、日本に届けられる。
そこには編集者の思考が入り、視聴者にどのように受け取られてほしいかといったメッセージが込められている。

情報を受け取る自分たちは、ただニュースを観てそれを鵜呑みにするのではなく、自分なりに理解し、編集者側の考えと事実その物を理解したうえで、自分の立場を持たなければいけない。

メディアに写るもの全てが世界ではなく、それはメディアの写す世界に過ぎない。
ただ一面の世界に過ぎない


自ら情報を集め、自ら世界を観に行く事で自分なりの理解が得られる。

一人ひとりがそういった意識でメディアと接すれば、クオリティも向上し、お互いにより良い理解が出来ると思う。


北京五輪、遠く離れた地から母国を応援する僕のクラスメイトと一緒に、いちアジア人として、無事成功を願っています。


今週の試験もがんばろっと♪
なんか寝る前に書きなぐってみました