自由時間を割いてまで大学にいきたい理由

これからの進路を考える上でもとても参考になる言葉を見つけた

グーグルに淘汰されない知的生産術 My Life Between Silicon Valley and Japan

組織でなく時間が勝負になる

これからの知的生産は、組織ではなく時間の勝負になるのではないでしょうか。僕は「在野の時代」が来ると思っているんです。大学などの組織に属していなくても、時間が自由に使える状態にあれば、それはとても大きなアドバンテージになる。早期にリタイアした人や、結婚して仕事を辞めた主婦などに、高度な知的能力を備えた人が少なくありません。事務処理や会議に忙殺されて知的生産の時間がとれない大学教授よりも、時間を自由に使える在野の人が輝く時代が訪れるのではないでしょうか。

時間的にフリーになれることはこれからの活動にとって大きなアドバンテージになるという考えは、
これからLangara College以降の進路を考える上で一つの大きなポイントになる。



そういった考えがあるなかで、ではなぜ膨大な時間をコミットしなければいけない大学にいきたいのか。
なぜStanford Universityや世界トップレベルの大学の講義がタダで聴けるのに年間200万円以上のお金を出してまで大学にいきたいのか



こういった質問に答えなければいけない
今ある答え

  • 社会的な立場

大学という社会的な立場はやっぱり大きい
憧れの企業や自分のやりたい事をやっている企業に入りたくても、大学卒ではないから入れないといった制限をなくしたい

ここには精神的な理由もある。
社会的に大学に属している事が自分に安心感を与える。
ポジティブな理由ではないけど、心の中にあることはたしか。


  • 人脈

大学にいく大きな関心は、大学という「組織」ではく、そこにいる「人」である
同じ学部で同じ興味をもった人達と切磋琢磨に勉強する
他では得られない人脈がそこには必ずある
今いるカレッジでもComputer Scienceを一緒に勉強するクラスメイトからいつも多くの刺激を貰う。

一流の大学にいけばそれだけの人がそこにはいる。
だから少しでもいい大学にいきたい



  • 学校から得る「習熟」のモチベーション

「私塾のすすめ」から学んだ5つの教訓 shibataismの日記から引用

齋藤 そもそものきっかけ、モチベーションがない人がどうしたらいいかというご質問ですね。端的に言うと、「あこがれ」と「習熟」が二本柱だと僕は思っています。「あこがれ」というのは、これがすばらしいんだとあおられて、その気になってやってみるということ。もうひとつ「習熟」というのは、「練習したらできた」という限定的な成功体験だととらえています。すべてにおいて成功するというのは難しいのですが、限定的な成功体験があると、「できるって面白い」と思える。それに何の意味があるかということは関係なしに、限定的な成功体験によってモチベーションがあがる。「あこがれ」か「習熟=限定的成功体験」のどちらかだと思うんですよ。(p.85)


学校から出される課題やテストでの「練習したらできた」という限定的な成功体験の積み重なりからなる知識と経験は今の自分にとってとても貴重。
しかも学校の場合それが成績となって分かり、どんだけ頑張ったかが数字になって分かる
少なくともここ2年ぐらいはこの単純で分かりやすい学校のシステムが自分のモチベーションに繋がった

  • もっと学びたい

これが一番大きな理由
まだまだ知らないことが多すぎる
だから時間とお金を投資して学びたい 興味のあるものを集中して学びたい


大学に行かなくてもできるかもしれない

でも今はコンクリートな知識をつけるために、大学という整ったシステムの元、一定期間集中して興味のある知識をしっかりと得る必要がある。


そして大学卒業という形で自分の知識に一定のステータスと自信を付けたい。


・・・


でも先ほども触れた梅田さんのエントリーから得たことは、大学に入らなくても自分の好きなことを学ぶ事は可能であって、自由時間を意識的に増やすことによって得られるものは大きいよという事。
これからの進路を考える上でとても参考になる。



どの道に行こうがやりたい事を素直にできる環境につねに自分をおいておくことが大事


そしてもう一つ、時間が勝負になる
いかなる道に進んでも、有限の時間を最大活用できるように心がける事が大事。
自由時間の重要性をしっかりと心得て、時間の優先順位を明確にしていく。


今月までにある一定の来年の進路先を考える予定
これからが勝負