耳を澄ませ、目をオープンにする

梅田望夫「ウェブ時代5つの定理」を読んで感じたこと ものぐさブログ

基本的に、ウェブ世界の第一線で活躍する人たちは「理系人間」である。
理系人間というのは、確かに専門性も高いし勤勉だし人間的にもマジメだ。しかし、何か人間としての幅の狭さのようなものを感じることが多い。
自分自身も人のことを言えた義理はないのだが、世間知らずで自分の価値観を人に押し付けて融通のきかないところがある


理系人間の行動や思考を尊敬する一方、このエントリーに書かれた言えば理系人間の短所になるところをおさえている。
この考えについては賛成するところがある。

自分も今着々と理系人間の道を進んでいる。
その道を進む際に忘れてはいけない事の一つがここにもある、
「自分の価値観を人に押し付けて融通のきかないところ」


自分の意見が正しいと信じ込んでしまったり、世界はこうなれば必ず平和になるなどと、自分の価値観を他人の声を聞かずに信じ込んでしまうと、一人で暴走してしまう事がある。



いつも耳を澄ませ、目をオープンにすることが大切
自分の意見が必ずしも正しいとは思ってはいけない
むしろ、自分の意見が正しいことなんて、案外少ない事が多い




だから今自分が思う「こうなるべき」みたいな考えをこれから模索する時に
いつもその意見の反対側の立場を常に理解しなければいけないんだと思う


梅田望夫さんが見ている、どこか遠い世界

梅田さんの描いている世界には、100人に1人くらいのトップ層しか暮らしていないのではないか……ふと、そんなことを思ってしまう。現実感のない、どこか遠くの世界に見えるのです。

余裕をもって仕事をして、気楽に生きていくという幸せの形がある。


生き方人それぞれ
常にトップを目指し、常に生活の向上や世界をよくしようと励む人達がいる
その一方で、最先端の技術とは無縁に 身近の幸せを楽しみに生きている人がいる
人数の割合をみても、後者のほうが多いんじゃないかと思う



世界をよくしようと励む際、後者の生活や幸せを無視して行動してはいけない
人には人それぞれの価値観があり、行き方や観方がある



自分の価値観を人に押し付けるのではなく、互いの価値観や人生観をshareすることによって得る新たな視野を広げる
そんなことを気に留めながら、これからも向上心を燃やしていきたい