個が世界を変える

一人の人間として、出来ることがあり 一人の人間だけでは出来ないことがある
一度目を世界に向けてみたり、世界の現状を知ったり、自分ひとりではどうしようも出来ないんじゃないかと思うぐらい大きな問題の実態を知ったり
そういった時に過去に何回か自分個人ではそういった現状を変える事が出来ないんだとか、俺一人が動いても何も変わらないんじゃないかといった無力感に襲われた事がある。



自己満から成り立つもの 笑う門にはデコ来る

実際自分自身、・・・こういうさまざまな世界の問題から目を背けていた


高校生の時はそんな気持ちがあったことを今でも覚えている。



でも最近確実な気持ちの変化は、そういった個人では解決できないような問題でも、何か個人なら個人なりで出来る事があり、その集合体の行動によって大きな問題が解決できるんじゃないかという気持ちを強く持つ。


一人ひとりは自己満の中から、寝る前の5分の中から、ほんの小さな貢献から 始める
そういった個が何百、何万と積み重なることによって、見える解決法や、個からなる集合体だからこそ成し遂げられるものがあるのかもしれない

自己満から成り立つもの 笑う門にはデコ来る

もしかすると、自己満から成り立つ無条件の愛もあるのかもしれない。
そしたら、自己満から成り立つ平和もあり得る。


こう思った時、世界に少し希望が沸いた。

この希望が世界を変えるんだと思う。
一人でも多くの人が希望を持てる、あるいはそういった希望を持つことを許される社会や雰囲気が凄く大事なんだと思う。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
から

一日五分の善意や小さな努力

を積み重ねる場や、そういった個の気持ちをcriticizeしない社会

今の自分には、最近そういったいわゆるoptimisticな社会の声が多く聞こえてくる。

少なくとも自分は、そういった「希望や夢を持っていいんだよ」と背中を押してくれた梅田さんの本によって、自分も何かやってみようと本気で思えるようになれた。



For someone else... My Creative Well

滑稽だと思ってしまう世の中で、自分の知らないことがどれだけ起こっていて、どんなふうに影響しているのか知りたい。
ただ、自分ひとりのためだけに生きてるんじゃないって思う。


答は個にある
一人ひとりが、自己満の中からでも 寝る前の5分からでも希望を持てることや、何かが出来ることを知り、
自分の知らない、いわば他人の世界で どのような事が起きているのかという事について
興味や関心を持つ一歩 またはその一歩を許す社会や空気
そして一人ひとりから集まる善意や小さな努力を積み重ねるシステムやサービスが、今までには出来なかったことを可能にする
そんな希望を強く信じる


俺はそんなシステムを作りたい


何かやってみよう
何か出来るんじゃないか


勘違いでいい
勘違いからでもいい


個がそう思い始めたとき 世界は変わる