梅田さんのエントリーに対するはてブのコメントを拝見して一言
- 水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
- はてなブックマーク > 水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。
まだ「日本語が亡びるとき」は読んでないから何ともいえないけど、著者や梅田さんが問う、変化に対する危機感の意識とコメントに残る意識の違いを感じ、前回帰国の際味わったギャップと類似してみえ、恐怖を覚える。
自分自身の見方としては、日本語が亡びるという観点よりも、英語が普遍語になっていくスピードやパワーに魅了され、可能性と同時に危機感をも抱く。
世界中、人が動き回り 才能次第では世界中から声がかかり、国境を意識する事なく、仕事を探し、行き来する。
一見、ごく限られた上層階級の人が成し遂げそうな話だけど、ごく普通に起こり
平凡な(カナダの)大学生と話をしていても、国を意識することなく職を探す姿を目にする。
こういった現実を、自分は日本の友達に上手く伝えられなかったことも悔しいし、
実際に意識の違いを感じ、その時初めて、梅田さんの言う危機感を感じた。
梅田さんのエントリーと、はてブのコメントにある明確な温度差
そしてTwitterでの梅田さんのエントリーに対するネガティブなコメント
自分がこれから意識して戦っていかなければいけないのは、これら外からの反応ではなく
それを受け取った自らの、内なる恐怖だ
自らの将来に、嫌に現実的な見方や、「空気の違った」意見を貰うと、まだ自分に確たる自信がないせいで不安になる。
でも、これからの決断は、そういった不安を元にした足取りを決してしてはならず
自らの自信と可能性に賭ける道にすすんでいかなきゃいけない
そうじゃないと面白くない
私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)からもう一度引用
「時代の変化」への鈍感さ、これまでの習慣や価値観を信じる「迷いのなさ」、社会構造が大きく変化することへの想像力の欠如、「未来は創造し得る」という希望の対極にある現実前提の安定志向、昨日と今日と明日は同じだと決めつける知的怠惰と無気力と諦め、若者に対する「出る杭は打つ」的な接し方・・・
梅田さんが問う「全く同じもの」や内なる恐怖との戦い
意識してないと、相手がいることも分からずただ不安や恐怖に怯えることになる
戦うためには、自信を確たるものにする行動が必要