「ウェブ時代をゆく」から得る今年の抱負
この冬休みに読んだ本をいくつかこの場を借りてアウトプットする事によって知的生産のサイクルを成し遂げたい。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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梅田さんの本を読むといつも僕は背中を押してもらった気になれ、またあるときは新しい道や生き方を提示してくれる。
この本の中から僕の中で興味が沸いたポイントをいくつか紹介したい。
Wikipediaを代表とする群衆の叡智を築く上で、大切な心構えが「不特定多数の信頼」なのだが、
信頼という意志は、リーダーが非営利を貫くことで不特定多数に伝わりやすいのである。
というウェブを「経済のゲーム」として考えるのではなく「知と情報のゲーム」として向き合う姿勢。
ここにこれからの未来に期待する大きな方向性があるのだと思う。
「貨幣経済の外側で活動する能力」に自分は大いに感動し、共感する。
知は保持するより、共有したほうが創造者に対しても学ぶ側に対してもメリットがある。
この考えを両方の面から体験していきたい。
- 「一日五分の善意や小さな努力」から創る社会像
集団の叡智を利用し、皆がそれぞれの得意分野で協力し合う社会が必要だと思う。
集団の叡智によって成し遂げたい一番の問題が地球温暖化である。
僕はこの問題こそ、人類全員の「一日五分の善意や小さな努力」によって成し遂げられるものだとおもう。集団の叡智によって皆で知恵を絞り共有し、皆の善意と小さな努力を積み重ねれば、解決可能な問題であると確信する。逆を言えば、地球温暖化は皆が手を合わせて取り組まなければ解決出来ない問題である。
また自分の描く国創りの理想図も「一日五分の善意や小さな努力」によって国民全員が参加する国運営によって文明が発展していく道をこれからも模索したい。
- 無限の情報と有限の自分をマッピングする
有限の自分をどう上手く無限の情報と共に意識的に成長させるかということ。
そのために必要な考え方は「足し算ではなく引き算」である。
同じ時期に購読したこの本にも同じ事が書いてあった。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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限られた時間の中で成長していくためには、足し算のように物事を押し詰めて勉強するのではなく、今ある時間のなにを割いて新しいものを取得できるかという引き算の考え。
「時間の使い方の優先順位」を変えて好きなものを貫く姿勢をこれから意識していく。
2008年は意識的に「けものみち力」と「ウェブリテラシー」を習得出来るように時間とお金を許す限り最大投資してゆく。
「戦略性と勤勉」
ワクワクするね!!
これからも
自分の志向性に正直になり「好き」を見つけるための努力をこつこつと続け
勤勉に励むことをここに誓う。