ジャパンフェア 大成功に終わりました

一年前から準備してきたジャパンフェアが先週末、VanDusen Botanical Gardenでありました。
二日間でガーデン開園以来最多の入場者を記録し、人気のイベントやブースは30分以上の行列が出来るほど!




何を見て、何を学んだか



一年前は、それぞれ違ったビジョンを持ち、お互いに事情の違う6団体はまともに話し合うことも出来なかった。
皆それぞれ、各自の団体のことを考え、バンクーバーを代表する日系コミュニティとして考えられていなかった。


それから、一年間に渡って一緒に働き、地元企業を勧誘し、50人を超えるボランティアを集め、イベントに関わる一人ひとりの力によって、今回の大成功になった。



ここバンクーバーで、様々な形で日本の文化にかかわり、日本の素晴らしさをビジネスにしているバンクーバーの起業家が集まった。

日本の小型車を売る会社あり(イベント中にも一台売れました!)、陶芸あり、太鼓あり、日本舞踊あり、紙芝居にコスプレまで、本当に色んな日本を紹介できた。


カナダ人はもちろん、アジア人(特に若い人達)も沢山来てくれて、とても意味のあるイベントだった。
日本の素晴らしさ、日本らしさ、歴史ある文化やサブカルチャー、たこ焼きから焼きそばまで、伝えなければ伝わらない、続けなければ続かない文化の架け橋に大きな貢献が出来たと、誇りに思います。

日系2世とか3世の人が新たな世代に、もしかしたら日本にまだ足を踏み入れたことがない子供達に日本文化を学ばせる親が目に付いた。
可愛いハーフの子供が着物を着ながら日本舞踊を披露し、日本人の親が真剣な眼差しで見守る。
あの目線の先に、確かに日本の文化が受け継がれていた。

また、着物を着たカナダ人が楽しそうに日本太鼓を演奏し、流暢な日本語で会話している。
可愛い中国人の女の子が浴衣を試着して、記念写真を撮っている。
皆で歌を合唱しながら日本語を勉強している。




「日本の力」が弱くなってる今でも、静かにも確実に日本の文化が広がってゆく。

私達にはまだまだ世界に伝える事がいっぱいある。
それと同時に日本も世界から学ぶものがいっぱいある。

お互いが様々な形で伝え合える場をこれからも作り上げてゆきたい。



イベントに関わった全てのスタッフ、そしてイベントに遊びに来てくれた皆、有難うございました。